採用情報
智頭町森林組合で働く先輩職員の声
現業従業員 聲高2007年採用
林業を志望したきっかけについて
もともと父や兄が林業の仕事に就いており、身近に感じていました。
結婚をして嫁いだ先の家が山林を所有しており、これから家の山を育てるためにも林業をしないといけないなぁと思い、志望しました。
どのような仕事をしていますか?
大きく成長した木は枝や葉っぱが隣の木と重なって、日光が当たらなくなったり、窮屈になってしまい上手に成長できなくなってしまうので、「間伐」という、適度に木を伐採する仕事をしています。
また、その後切って倒した木を集めて、トラックに乗せて市場に出荷しています。
山は植えてから伐採するまで3世代、4世代関わるので、今だけでなく将来のことも考えて、次の世代に繋がるような育て方をしながら、作業に取り組んでいます。
どのような時に林業のやりがいや厳しさを感じますか?
作業する前の手入れをしていない暗い山から、作業をし見晴らしがよくなった山へ変わっていくのを見ていると、達成感を感じますね。
また、以前に自分が作業した山の近くを通るときは、無意識にその山を見てきれいだなぁと思ったりします。
市場に出荷するとき造材の仕方で値段が変わってくるので、良い造材ができたもので値段が高く評価されたときやりがいを感じます。
この仕事の前は建設業をしており、他の仕事より危険と隣り合わせだなと思います。
木を切って倒すにしても、少しのミスで大きな事故に繋がってしまうので、一つ一つの作業を気をつけないといけません。
また、現在は木材の価格が低く、良い木を出荷しても高値にならなかったりするので、残念に思います。
どのような方がこの仕事に向いていると思いますか?
外仕事なので、体を動かすのが好きな人が向いていると思います。
また、重機(グラップル・フォワーダなど)を使う仕事もあるので、重機に興味がある人はよいと思います。
一番は、やる気ですね!!
林業を考えている人へメッセージ
危険を伴う仕事でもありますが、木を切ることは楽しいです。
また、仕事の中で学ぶことがたくさんあるので、知れば知るほどおもしろいと思います。
林業は、何十年、何百年と次の世代のために育て、繋げ所有者の財産を守る仕事です。その仕事ができることは、誇りにできると思います。